truemove-H の SIM を次回も使えるように色々してみる

5 8月

最近タイがお気に入りなので、手持ちの SIM を何とか持続可能な形で維持し、今後の旅行でお得に使えないかという魂胆です。備忘録を兼ねて。

※勘違いが含まれていたり、運用が変化する可能性もあります。参考になさる場合は自己責任でお願いします。念のため。

参考にしたサイト

TrueMove H 4G LTE SIM を維持して使う方法 2017年12月版

以下は全て手元の iPhone で行った内容です。恐らく他のスマートフォンでもほぼ同様かと思いますが…。

TrueMove-H のプリペイドSIMと、動機

SIM はサムイ島の空港で買ったもの。

バンコクだと、dtac も truemove-H も 300THB/7日 程度からしか買えませんが、サムイではなぜか両者とも 100THB/3日 程度の SIM を空港内、到着経路の途中で購入できます。

ちなみに、スワンナブームの到着ロビーに至っては列が出来ていて待たされたあげく、600THB/15日 程度のお高いものからしか買えなかったりするので、短期旅行者にはしんどい。食事などがお安い国だからこそ、無駄なお金が気になる。

タイ旅行は短期間高頻度が良いと思っているので、不必要に高い SIM を毎度毎度並んで買うのは嫌!ってな訳です。

サムイに行く場合はまた買えば良いと思うのですが、それをうまくバンコクで活用できないかな、と思ったのです。

(バンコクで買うにしても、少し我慢して街に出て、空港以外で買うのが良いでしょうね。セブンイレブンなどでも買えますし。)

SIMカード自体の有効期限については、購入時のカードによって異なる可能性がありますのでご注意を。少なくとも30日はあると思いますが、早めに対処するのが良いですよね。

なお、出来ればタイにいる間に 9304 にダイヤル → 2 をプッシュし、SMS で送られてくる案内の言語を英語に切り替えておくと良いです。私のはタイ語のままなので少し難儀しています。

基本

有効期限の延ばし方

有効期限が延びるのは、

  • トップアップ(日本で言うところの「チャージ」)したとき
    • 現地のコンビニでトップアップ
    • アプリやWebサイトでトップアップ(注)
    • 代行業者を利用してトップアップ
  • 有効期限延長権を購入

のいずれかです。

トップアップ

トップアップについては、金額により延長期間が異なります。なお、トップアップした日から〇〇日、ではなく、今の有効期限にどんどん加算されていく形のようです。(2018/08現在)

現地トップアップは、少額(50THB)からトップアップ可能ですが、当然現地でしかできません。50THB のスリップを複数購入し、順次入れていくのが、トップアップによる延長では最も手頃かと思います。どうせ最終的な有効期限は同じになるのですから、買ってすぐ全部突っ込めば良いでしょう。150THB で90日延ばせる計算になります。(2018/08現在)

アプリや truemove のWebサイトでのトップアップは、クレジットカード払いにて行います。これも 50THB から可能で、一見日本からも出来そうなのですが、手元のカードでは最後にはねられてしまい、トップアップできませんでした。(三井住友発行の Mastercard で試しました)

追記 (2018/8/25):
https://iservice.truecorp.co.th/landing
このページから、Easy Topup で電話番号入力→日本発行のクレジットカード決済でいけました。少なくともタイ国内からアクセスする分には。新しい有効期限が見えるので、安心して50THBを複数回つっこめました。→ あまり連続してやると有効期限がわずかしか延びなかったので注意です。少し間を開けてあげると、延び分が元に戻る気がします。

代行業者を利用してトップアップする方法は、冒頭で挙げた参考サイトにもあるように、MobileRecharge などを利用して行います。代行手数料がかかるので、直接行うより幾らか損ですが、使い方によってはカードを買い直すより良いでしょう。MobileRecharge であれば PayPal を使えるので、半信半疑でも特攻しやすいですね。実際に問題なくトップアップされましたけど。

有効期限延長権の購入

ダイヤルコマンドを用いて行います。

30日間延長:2バーツ / 「*934*30#」にダイヤル
90日間延長:6バーツ / 「*934*90#」にダイヤル
180日間延長:12バーツ / 「*934*180#」にダイヤル

ごく少額で、SIMさえ入れれば日本からも実行できますが、90日以上の有効期限が残っている有効な状態で経過しているか、200バーツ以上の「利用実績」がある場合にしかできません。

前者の条件を使う場合、一旦90日以上に延ばしてしまえば、90日を切らないうちに延長し続けることで、安価に維持できます。90日に延ばすには、現地でトップアップするか、後者の条件を利用するしかないでしょう。そうしているうちに後者も満たすようになると思われます。

後者の条件については、現在の有効期限に関係なく、プラン購入や従量課金などで 200THB 以上使っていれば良いというものです。一度満たしてしまえば期限ギリギリでも期限を延ばせるので、90日を維持し続けるよりは手っ取り早いですね。のらりくらりとギリギリトップアップでごまかし、タイに行く際にプランを購入してクリアする形になるでしょう。

トップアップ残高がないと出来ないので注意。まあ、どうせ何度も行って現地で使うから8ドルくらいなら良いよと言う場合には、代行業者経由でトップアップしても良いですけどね。

また、180日など長く延ばした場合、期限を忘れやすいと思うので注意が必要ですね。
(12THB を一度に10個とか買えば5年延びるのかな?多分限度があるよなあ…)

いずれにしても、総合的な損得を考えて延ばすかどうか決めましょ。単発で短期間、かつ色々なところに渡航するのなら、ローミングSIM を検討するのも手です。現地で調達するより割高ですが、日本のキャリアSIMのままよりはるかに安価でしょう。

ダイヤルコマンド

なお、以下でも出てくる *から始まるコマンドの類いは、truemove-H の SIM を入れておけば日本からでも実行できます。

TrueMove H プリペイドのダイヤルコマンド

↑の「IVR」は、音声による案内なので日本からは実行できません。

↑USSD はいけます。電話アプリで入力すると、結果や案内が表示されます。SMS が送られ、そちらを参照するよう表示される場合もあります。

SMS は受信するだけなら日本でローミング状態にあっても無料だと思います。(間違っていたらすみません)

なお、どれだけ頑張って維持したカードでも、一度期限が切れてしまえば買い直しになりますので注意が必要です。

アプリのインストールと有効期限確認

さて、そもそも既に有効期限が切れていたら何もできませんよってな。

アカウントを有効にし、公式アプリ「True iService」(または Web の trueID → True iService)を使うことで、当該SIMを入れていなくてもチャージ額と有効期限を見ることが出来ます。ただし、トップアップやプラン購入を行ってもすぐには表示に反映されませんので注意。

(とりあえず、夜に行った分は日付が変わってしばらくするとアプリ上の表示に反映されました。)

(もしかしたら、条件によっては再ログインの際、SMS で送られてくる OTP = One Time Password が必要になる場合があるかもしれません。その場合、結局SIMを入れないといけない…。もしかしたらですけれど。)

ちなみに、ダイヤルによるコマンドでも取得出来ます。#123# と入力し、通話ボタンを押すと、チャージ額とカードの有効期限が表示されます。SIM を入れていなければならないですが、情報の更新は早そうです。

さて、アプリがインストールされているか、Web でやるとしましょう。まずはログインせねばなりません。ログインIDは電話番号(SIMのパッケージにも書いてある)が使えますが、パスワードってなんのことやら。

という事で、SIMを電話に入れた状態で、Forgot Password からパスワードをリセットします。

SMS で OTP = One Time Password が送られてくるので、これを入力。新しいパスワードを設定し、それでログインします。

少なくとも初回ログインの際は再度 OTP による認証が求められます。先程とは別の OTP が送られてきますので、入力してログインしましょう。

データプラン

トップアップ済みの分を使用してデータプランその他を購入することで、実際に現地で使えるようになります。

アプリ内または Web でログインして購入します。やたらと多く選択肢があるので、その旅に合った物を選べば良いでしょう。多すぎて混乱しますけど。同額・同期間でデータ量が違うものがあるのはなんでだ?

Unlimited / Limited は、所定のデータ量に達した場合に、追加でデータを購入するまで通信できなくなるか、そのまま低速で通信を継続できるかの差なのかな?

Auto Renew だと繰り返し課金されてしまうので、短期の場合は One Time 一択だと思います。

私の場合

ふと思い立って、6月にサムイで買った SIM の有効期限を見てみたところ、あと2日とギリギリ残っているではありませんか。有効期限はアクティベートから60日間だったようです。

直接チャージは、先に述べた通り決済ではねられて断念。50THB を複数回でお茶を濁そうと思ったのに…。

とりあえず、MobileRecharge で最少額の 200THB をチャージ。これで30日延び、有効期限は9月上旬に。$6.70 ならそんなに悪くないじゃん、と思いましたが、実際にはさらに手数料 $1.29 がかかり、合計 $7.99。ざっくりで3割ほど損ですかね。まあ仕方ない。

今月バンコクに行く予定がありますが、サムイで利用した分と併せてもまだ累計使用額は 200THB に達しそうにない。ただ、その次は年明け以降の予定なので、今回で延長できるように持っていきたい。

→ 現地で90日まで延ばし、90日を切らないうちに延長し続ける

・使いきれないけど高めのプランを買い、累計 200THB を達成する

何度も行って、チャージ分を最終的に使い切れるなら前者がお得。

とりあえず現時点で最少額の出費にしたければ、後者。どうせ数百円の差(スワンナブームで買った場合の不必要な出費よりはかなり小さい)だし。ただしチャージ額がギリギリだと、結局代行業者経由でチャージすることになり損をするかも。

その後、現地でWebから日本のカードで多少チャージして期限を延ばし、さらに十分な日数が経ってから、日本から docomo 回線経由で180日延長コマンドを入力 → 成功しました。

なお、現地滞在中にアプリやWebが一新されたので、現地からアクセスしたためチャージできたのか、システムが変わって日本のカードも受け付けるようになったのかは不明です。十分チャージしてあるので、まだ日本から試す機会がないのよ…。

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